※展望台の営業時間に準じて、
変更の可能性があります。
主 催:
有限会社セコンドテンポ
特別協力:
株式会社TOKYO TOWER
Mr. Ooka breaks new ground by creating his work
in the special space of Tokyo Tower
この度個展「大岡弘晃アーティストインレジデンス in 東京タワー おはよう Ohayo Sunrise that purifies everything」を開催する運びとなりました。大岡氏は海外含め国内各地での制作や個展を開催する気鋭の画家で、精力的に活動を行っています。今回は、東京タワーを作品に投影させるため、実際に大岡氏が東京タワーに滞在して作品を作り上げる「アーティスト・イン・レジデンス」を行います。
日本を象徴する通信塔でもある「東京タワー」
東京タワーが開業したのは、1958年、日本は戦後の混乱から立ち直り、高度成長期のとば口にたった最も勢いがあった時期です。参考にしたと言われるパリのエッフェル塔よりも高い333メートルの高さを誇り、日本の経済力と技術力を象徴したタワーとして注目を集めました。観光名所として今やインバウンド客が引きも切らず、映画やアニメ、漫画、小説など多くの文化コンテンツに登場し、東京タワーは日本のアイコン的存在として特別な輝きを放っています。
大岡氏は東京タワー展望台で日の出日の入りを感じたり、景色を眺めて制作活動を開始します。出来上がった作品を「東京タワー」内ギャラリーに展示、皆さんに大岡氏の感じた「東京タワー」を観て頂ければ、と思います。個展を開催するごとに着実に実力をつけファンを増やしている大岡氏の実際の活動と、優しい眼差しに溢れる作品の数々をご覧頂ける機会です。今日本でも注目を浴びている AIR の東京タワーでの試みをお楽しみ下さい。
大岡弘晃氏
プロフィール
1983年宮崎県生まれ。
高校卒業後、大阪にて制作活動をスタート。
2009年初個展。
2015年より表現方法を絵画に絞り、展示機会を増やし、2017年宮城県中本誠司現代美術館後援にて個展「鏡に光芒」、2018年宮崎県立美術館にて個展「yes.」など、美術館やギャラリーで制作を発表。
制作拠点を定めず、旅先や作品発表会場での滞在製作を基本とし、個展中も制作を続けてインスタレーションを変化させていく。
2022年宮崎県立美術館「Yes.に光を重ねたら」、東京ヒルサイドテラスにて「いのちのまえにはあなたがいる」開催。
【大岡のアーティストインレジデンス活動実績】
2014年3月 ~ 5月 | 香川県坂出市 |
2016年3月 ~ 5月 | 大阪府豊中市 |
2017年5月 ~ 6月 | 宮城県仙台市中本誠司現代美術館 |
2018年4月 | 鹿児島県鹿児島市 |
2019年3月 | 東京都渋谷区 |
2022年10月1日 ~ 9日 | 個展会場 東京都渋谷区代官山ヒルズ |
2023年6月10日 ~ 18日 | 個展会場 青森県八戸市陸奥湊元魚際市場 |
2023年12月1日 ~ 10日 | 個展会場 東京都港区海蔵寺 |
*アーティストインレジデンスとは ・略称は「AIR」
アーティストに一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取組みのことで、常時とは異なる文化環境で作品制作やリサーチ活動を行うこと、またはアーティストの滞在制作を支援する事業のことを指します。
その起源は、17 世紀にフランスの王立アカデミーが芸術家をローマに留学させた制度にまで遡ることができ、現代においては 1970 年代に設立されたドイツのアートセンターが先駆的存在として知られています。
アートに限らず、演劇、ダンスなど様々なジャンルに対応しています。
実施目的としては、優れたアーティストの創作・生活支援、地域文化の振興、異文化を持つ国や地域とアーティストとの交流、情報や人的ネットワーク促進といった利点があります。 日本の主な AIR に「アーカスプロジェクト」「国際芸術センター青森」「秋吉台国際芸術村」「黄金町 AIR プログラム」「滋賀県立陶芸の森」があります。
また、日本全国の AIR の情報を日英バイリンガルで発信するウェブサイトとして国際交流基金が提供する「AIR_J」があります。
シンプルに洗練された空間において、東京タワーの貴重な資料展示、各種企画展を定期的に開催します。展望台からのお帰りに、ぜひお立ち寄りください。
※フットタウン3Fにはタワーギャラリーの他、オフィシャルショップ「GALAXY」、マザー牧場カフェなどがあります。